【2023年】美容師が選ぶシャンプーおすすめ人気ランキング10選

どういった種類のシャンプーを選べばいいかわからない。」「自分にあったシャンプーはどのシャンプーか知りたい」といった不満を抱えていませんか?

実は、シャンプーは洗浄成分によって大きく分類することができ、美意識が高い方や美容師の間で人気があるカテゴリーも存在しています。

この記事では、シャンプーについて不満や悩みを抱える方たちが、どのカテゴリーのシャンプーを使うべきなのかを解説し、現役美容師が好んで選びたいシャンプーをランキング形式で紹介していきます。

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執筆・監修:AKii(アキ)
福岡県で美容室miishを経営。良いシャンプーを全国に広めるべく誠意を持って記事を執筆。
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人気のシャンプーが選ばれている理由

人気のあるシャンプーは、適度な洗浄力で髪の補修や頭皮の保湿などをバランスよく整えることができる成分が含まれている傾向にあります。

そして、従来の洗浄力が高く値段が安いのが特徴のシャンプーではなく、洗浄力はやや抑え気味で値段が1,200円以上のシャンプーが選ばれて、多数トレンド入りしています。

なぜならば、洗浄力が高いシャンプーは必要以上に油分を落としてしまうので、髪がキシついてしまったり、頭皮が乾燥して痒くなってしまったりして困っている人が多かったからです。

ただ、洗浄力が高いシャンプーが合うという人もいて、それぞれの製品は独自の特徴をもち、異なるニーズに応えているので、一概に洗浄力が高いシャンプーが悪いというわけではありません。

自分にあったシャンプーの選び方

自分にあったシャンプーの選び方を解説していきます。

シャンプーは洗浄成分が一番大事

まずは一般的なシャンプーの成分構成を紹介します。

・水(基材):50~70%
・洗浄成分(界面活性剤):30~40%
・その他(コンディショニング成分・香料など):0~10%
このようにシャンプーの有効成分では、洗浄成分が大きな割合を占めるため、自分にあった洗浄成分のシャンプーを選ぶのがとても大切になってきます。

【必要知識】シャンプー洗浄成分の種類

シャンプーを選ぶ際に使える知識として、代表的なシャンプーの洗浄成分を洗浄力が強い順に簡単に紹介していきます。

洗浄力 低刺激性 泡立ち 代表的な成分
高級アルコール系 ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na
オレフィン系 オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na
タウリン系 ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNa
アミノ酸系 ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンンNa
ベタイン系 コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン
また、シャンプー裏面の成分表記はシャンプー内に配合されている成分の割合が多い順に書かれているので、大体の場合は水の次に書いてある1~3つの洗浄成分を見ることで、そのシャンプーのもつ洗浄効果を知ることができます。

シャンプーを髪質から選ぶ方法

自分の髪質に合わせてシャンプーを選ぶ方法を紹介します。

くせ毛の人は保湿補修効果が高いシャンプーがおすすめ

くせ毛の人は、髪のまとまりをよくするために保湿補修効果が高いシャンプーを選びましょう。

主となる洗浄成分は、”アミノ酸系”や”ベタイン系”のものを選ぶと余分な油分を取りすぎないのでおすすめです。

また、”アルガンオイル”や”シアバター”などの保湿成分が配合されているシャンプーを選ぶと髪の広がりを抑える効果が期待できます。

猫っ毛(細毛・軟毛)の人はハリコシ成分のあるシャンプーがおすすめ

髪が猫っ毛でボリュームを出しづらい人は、髪にハリコシを与える効果が高いシャンプーを選びましょう。

主となる洗浄成分は、”タウリン系”や”アミノ酸系”のものを選ぶと適度な洗浄力で頭皮のベタつきを落とし、髪をふわっとさせることができるのでおすすめです。

また、”ケラチン”や”ヘマチン”などのハリコシ成分が配合されているシャンプーを選ぶと髪のボリュームアップ効果が期待できます。

剛毛(太毛・硬毛)の人は植物性オイル配合のシャンプーがおすすめ

髪が剛毛でボリュームが出すぎてしまう人は、髪を抑える効果が高いシャンプーを選びましょう。

主となる洗浄成分は、”アミノ酸系”や”ベタイン系”のものを選ぶと髪が乾燥して広がらないのでおすすめです。

また、”アルガンオイル”や”ツバキオイル”などの植物性オイルが配合されているシャンプーを選ぶと髪を柔軟にして扱いやすくなる効果が期待できます。

シャンプーを肌質から選ぶ方法

自分の肌質に合わせてシャンプーを選ぶ方法を紹介します。

乾燥肌の人は保湿成分豊富のシャンプーがおすすめ

乾燥肌で頭皮が痒くなりやすい人は、頭皮を保湿する成分を含んだシャンプーを使いましょう。

主となる洗浄成分は、”ベタイン系”や”アミノ酸系”のものを選ぶと過剰に油分を取りすぎないのでおすすめです。

また、保湿成分である”グリセリン”や”セラミド”などが豊富に配合されたシャンプーを選ぶと、頭皮を乾燥から守る効果が期待できます。

脂性肌の人は洗浄力の高いシャンプーがおすすめ

脂性肌で頭皮がベタベタしやすい人は、油分をしっかり落とせる洗浄力が強めのシャンプーを選びましょう。

主となる洗浄成分は、”高級アルコール系”や”オレフィン系”、”タウリンン系”のものを選ぶとすっきりとした洗い心地と清潔な頭皮環境が得られるのでおすすめです。

また、洗浄力が強すぎると髪に負担もかかるので、髪のダメージ具合に合わせて”ベタイン系”の洗浄成分も配合されているものだと、より髪の毛が扱いやすくなります。

敏感肌の人は低刺激シャンプーがおすすめ

敏感肌で頭皮が刺激に弱い人は、無添加、無香料、無着色といったシンプルな構造となっているシャンプーを選ぶとトラブルが少ないのでおすすめです。

主となる洗浄成分は、”ベタイン系”のものを選ぶと頭皮に対して必要最低限の刺激で洗浄することができます。

洗浄力が足りないと感じた場合は、シャンプー前にしっかりとお湯で頭皮の汚れを落とす工夫をすることで解決できる場合もあるので、むやみに洗浄力が高いシャンプーに変えるのは避けたほうがいいでしょう。


シャンプーをライフスタイルから選ぶ方法

自分のライフスタイルに合わせてシャンプーを選ぶ方法を紹介します。

スタイリング剤を使う人は洗浄力と泡立ちが優れるシャンプーがおすすめ

ワックスやジェルなどのスタイリング剤を使う場合は、洗浄力と泡立ちが優れるシャンプーを使うとスタイリング剤による油分や汚れをしっかり落とすことができます。

主となる洗浄成分は、”オレフィン系”や”高級アルコール系”のシャンプーを選ぶといいでしょう。

また、”バーム”や”ヘアオイル”といったソフトなスタイリング剤を使用する場合は洗浄力を弱めに設定しても大丈夫です。

カラーやパーマをしている人は髪の補修成分が豊富なシャンプーがおすすめ

カラーやパーマをしている髪には、髪の補修成分が含まれているマイルドな洗浄力のシャンプーで労わってあげましょう。

主となる洗浄成分は、”アミノ酸系”や”ベタイン系”のものを選ぶと、髪に余計な負担をかけずに洗浄してあげることができます。

”高級アルコール系”などの洗浄力が高いシャンプーを使用すると、カラーやパーマの落ちが早くなるので注意が必要です。


シャンプーを好みやこだわりから選ぶ方法

自分にあった好みやこだわりに合わせてシャンプーを選ぶ方法を紹介します。

香りで選ぶ人はテスターや口コミを参考にしましょう

もし、デイリーケアで使うシャンプー剤が嫌な香りであれば、毎日のシャワータイムが億劫になってしまうので、香りはシャンプーの中でも重要な項目です。

香りの確認方法は、”シャンプーの公式ホームペー”や”口コミサイト”または市販されているものであれば”テスター”で匂いを嗅ぐこともできます。

また、シャンプー中だけ香りがするもの香りが持続するものとあるので、自分の好みで使い分けするのがおすすめです。

デザインで選ぶ人は公式サイトを参考にしましょう

料理のおいしさは視覚から入る情報が重要と言われているのと同じように、洗髪中に視覚に入るシャンプーボトルのデザインもシャンプー選びにおいて重要な項目です。

成分も何も調べてはないけども、パッケージのデザインがいいのでこのシャンプーを使いたいと思ったことは誰しも一度は経験したことあると思います。

ただ、デザインの良さも選考基準にしつつ、このサイトでは自分にあった成分が何かを紹介しているので参考にしてみてください。

口コミやレビューも確認しよう

最後に、オンラインのレビューや口コミをチェックして、他の人々のフィードバックも参考にしましょう。

毎日使うものだからこそ、実際の効果が期待できる製品を選ぶことが大切です。

シャンプーおすすめ人気ランキング10選

シャンプーおすすめ人気ランキングを紹介していきます。

第1位 hiritu バランスリペアシャンプー スムース

hiritu バランスリペアシャンプー スムースの画像

hiritu バランスリペアシャンプー スムースは、ほどよい洗浄力と髪のダメージ補修効果を持ち合わせたアミノ酸シャンプーです。

含まれる成分からも、低刺激性の成分を使用していて敏感肌の人に適したシャンプーであり、髪の毛につやを与える効果が期待できることがわかります。

ただ、シャンプーで迷っている人に最初におすすめしたいシャンプーではあるものの、洗浄力や補修効果に物足りなさを感じた場合は、他のシャンプーも検討してみる必要がでてくるかもしれません。

また、香りはペアー&ムスクであり、男女問わず使いやすい爽やかな香りが持続します。

「hiritu バランスリペアシャンプー スムース」は、さまざまな髪の悩みを解決し、髪を美しく保つための多くの利点を提供している製品です。

第2位 ハニープラス スムース&リペアシャンプー

ハニープラス スムース&リペアシャンプーの画像

ハニープラス スムース&リペアシャンプーは、心地よい洗浄力と髪と頭皮へアへの保湿効果を兼ね備えている、非常にバランスのとれたアミノ酸シャンプーです。

成分には、純度の高いハチミツとプロポリスを含んでおり、髪と頭皮に栄養を与え、保湿効果が期待できます。

ただ、洗浄力の部分で物足りなさを感じる方は、オレフィン系のシャンプーの使用も考えてもいいかもしれません。

また、香りはアップルローズ&ハニーであり、甘さのあるフルーツ系の香りがシャンプータイムをより充実したものに変えてくれるでしょう。

「ハニープラス スムース&リペアシャンプー」は、ハチミツやプロポリスなどの自然由来成分を活かし、髪に保湿と栄養を提供する優れたシャンプーです。

第3位 BOTANIST ボタニカルシャンプー モイスト

BOTANIST ボタニカルシャンプー モイストの画像

BOTANIST ボタニカルシャンプー モイストは、洗浄成分でベタインとタウリンがミックスされていて、洗浄力と低刺激性のバランスがとれているシャンプーです。

含まれている成分には、アルガンオイルやシアバターなどの保湿成分が配合されており、髪をしっとりと保湿し、乾燥から守ります。

ただ、洗浄力がやや低めで、頭皮の油分やスタイリング製品を完全に取り除くのに時間がかかることがあるので、特に油性の髪には適しているとは言えません。

また、香りはアプリコット&ジャスミンであり、シャンプー後も甘い香りが残るのが特徴です。

「BOTANIST ボタニカルシャンプー モイスト」は、自然派の製品として、天然由来の成分と保湿効果に焦点を当てた、優れたシャンプーです。

第4位 YOLU カームナイトリペアシャンプー

YOLU カームナイトリペアシャンプーの画像

YOLU カームナイトリペアシャンプーは、頭皮と髪にうるおいを与える成分を含みながら、高い洗浄力を期待できるオレフィン系のシャンプーです。

洗浄成分にオレフィンを使用していることもあり、アミノ酸シャンプーの洗浄力に物足りなさを感じた人にも、ぜひ使用してほしいシャンプーになります。

ただ、髪がキシむまではいかないものの、保湿成分が豊富とはいえないので、敏感肌の方は使用する場合に注意が必要です。

また、香りはネロリ&ピオニーとなっており、フルーツっぽい甘すぎない香りで、多くの人が使いやすい香りになっています。

「YOLU カームナイトリペアシャンプー」は、補修と保湿の両面でのケアもしつつ、効果的な洗浄力を発揮するバランスの取れたシャンプーです。

第5位 いち髪 エクストラダメージケア シャンプー

いち髪 エクストラダメージケア シャンプーの画像

いち髪 エクストラダメージケア シャンプーは、髪と頭皮に優しい低刺激性の洗浄成分をメインとしたベタイン系シャンプーです。

成分には、ベタインの洗浄力の弱さを補うようにアミノ酸系の成分も含まれており、洗い心地は気持ちのいいものになっています。

ただ、頭皮の保湿効果を補う成分がやや少なめではあるので、人によっては頭皮に痒みを感じる方がいるかもしれません。

また、香りはつややかな八重桜の香りとなっており、幅広い人に使いやすい軽やかな香りとなっています。

「いち髪 エクストラダメージケア シャンプー」は、ダメージヘアに焦点を当てた高品質な製品であり、髪の健康を改善し、美しい髪を手に入れるのに役立ちます。

第6位 HIMAWARI リッチリペアシャンプー

HIMAWARI リッチリペアシャンプーの画像

HIMAWARI リッチリペアシャンプーは、洗浄成分でベタインとタウリンがミックスされていて、洗浄力と低刺激性のバランスがとれているシャンプーです。

含まれている成分には、アルガンオイルやヒマワリ種子油などの保湿成分が含まれており、髪や頭皮の乾燥を防ぎます。

ただ、泡立ちに自信があるシャンプーとはいえないので、しっかりとした泡立ちを求める方は、一度の使用量を増やして使う必要がありそうです。

また、香りはエレガントフローラルの香りで、甘さの香りが強めのフローラルなので、甘い香りが好きな人に向いているでしょう。

「HIMAWARI リッチリペアシャンプー」は、バランスのとれたシャンプーであり、価格帯もお手頃なので、多くのユーザーにとって使いやすいシャンプーとなっています。

第7位 DROAS ダメージリペアシャンプー

DROAS ダメージリペアシャンプーの画像

DROAS ダメージリペアシャンプーは、効果的な洗浄力とキシみにくい成分を含んだオレフィン系シャンプーです。

ふんわりとした泡立ちで、気になる皮脂をしっかり取り除くことができ、頭皮への保湿効果も充実しているので、さっぱりとした洗い心地になります。

ただ、キシみにくさはあるものの、補修効果は少し物足りなさを感じる方もいるかもしれません。

また、香りはリフレッシュフローラルであり、シャンプー後も残るような強めの香りが特徴となっています。

「DROAS ダメージリペアシャンプー」は、ダメージヘアに焦点を当てた製品として、補修と保湿の面で高いパフォーマンスを発揮できるシャンプーです。

第8位 ululis ウォーターコンクモイストシャンプー

ululis ウォーターコンクモイストシャンプーの画像

ululis ウォーターコンクモイストシャンプーは、豊富に含んだ保湿補修成分と、優しい洗浄成分で構成されているベタインンシャンプーです。

泡立ちがよく、髪も頭皮もしっかりとフワフワの泡で包むことができ、洗いやすさと使用感の良さを兼ね備えたシャンプーといえます。

ただ、香りガスウィートサボンとなっており、香りはクセのない甘い香りではあるものの、香りで楽しみたい方からすると、評価が分かれそうではあります。

「ululis ウォーターコンクモイストシャンプー」は、保湿効果と低刺激性に優れ、泡立ちのよさもあるので日常的に使うのに適したシャンプーです。

第9位 ReFa イオンケアシャンプー

ReFa イオンケアシャンプーの画像

ReFa イオンケアシャンプーは、適切な洗浄力と同時に補修効果をもつアミノ酸シャンプーです。

ReFaが提唱する独自のイオンケアテクノロジーが使用されており、髪や頭皮にイオンを導入することで、ケア効果が向上する構造になっているようです。

ただ、アミノ酸シャンプーにしては高い洗浄力があり、保湿成分が豊富に含まれているわけではないことから、乾燥肌の方は注意が必要かもしれません。

また、香りはフレッシュフローラルであり、すっきりとした甘い香りでフローラル系が苦手でない限り、人を選ばないような香りとなっています。

「ReFa イオンケアシャンプー」は、美容成分と高品質な洗浄成分をもち、美しい髪を目指す方におすすめしたいシャンプーです。

第10位 cocone クレイクリームシャンプー

cocone クレイクリームシャンプーの画像

cocone クレイクリームシャンプーは、洗浄成分に界面活性剤を含んでいないので、髪のケアと頭皮の乾燥を守るに特化したシャンプーです。

また、トリートメント成分を多く含んでいるので、髪全体になじませて時間をおくことで、シャンプー後にコンディショナーやトリートメントが必要ないという特徴もあります。

ただ、クリームシャンプーは泡立ちが全くないので、スタイリング剤を使う人や脂性肌の人には、不向きなシャンプーかもしれません。

香りは、アールグレイベルガモットであり、上品な香りが使っていて楽しみになるような香りでした。

「cocone クレイクリームシャンプー」は、オールインワンシャンプーを好む方や、余分な油分を失いたくない人に特におすすめできる、保湿補修特化型シャンプーです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。美容師厳選シャンプーのおすすめランキングでした。

シャンプーは、自分の頭皮や髪の状態、悩みにあったものを選ぶことで、本来の力を発揮することができます。

また、シャンプーを選ぶ際には、メーカーが謳っている特徴だけではなく、メインとなる洗浄成分や課題を解決するのに効果的な成分が含まれているかを確認するのも重要です。

今回はランキングをつけさせて頂きましたが、それぞれの製品は独自の特長を持ち、異なるニーズに対応しているので、自分にあったシャンプーを選ぶことが大切になってきます。

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